列車種別は会社によってまちまちであるが、概ね特急、急行、快速、準急、普通(各駅停車)の順に停車駅が多くなっているが、東武鉄道など急行よりも快速の方が停車駅の少ない路線もある。
なお、「通勤」・「区間」・「快速」・「準」などを頭に付けて、種別をさらに細分化している会社もある。
この項では、JRの列車種別についても一部触れる。
特急 [編集]
特急列車の運行形態として、京王電鉄など乗車券だけで乗れる特急を運行する鉄道事業者と、西武鉄道などJRと同様に乗車券の他に特急券が必要な特急を運行する鉄道事業者がある。
有料特急と無料特急を両方運行する鉄道会社 [編集]
名古屋鉄道や南海電気鉄道では、旅客への着席サービスと速達サービスを兼ねて座席指定券の類を必要とする座席指定車と乗車券のみで乗車できる自由席車を混結している。ただし名鉄では「ミュースカイ」、南海では「ラピート」・「こうや」・「りんかん」は全席指定である。なお、南海本線では別に全車自由席の特急(停車駅はサザンと同じ)を運転しており、お盆などには高野線でも全車自由席特急が運転される。名鉄はかつては名古屋本線以外の特急は全車特別車であったが、全社での特急施策の変更を受けて2008年12月より現在の運行形態となっている。
また、京成電鉄の場合は、ライナー用電車による「スカイライナー」系統には「ライナー券」と呼ばれる特急券が必要であるが、一般形電車による特急においては運賃のみで乗車できる。京成部内では前者を「特別急行(A)」、後者を「特別急行(B)」と呼称している。
なお、東武鉄道では、伊勢崎線系統(「りょうもう」)・日光線系統(「けごん」・「きぬ」)のいわゆる本線系統と東上線系統とで、特急券の有無が異なっていた。前者の場合、特急については専用車両を使用し、座席指定制の特別急行券を要するが、後者は一般車両を使用し、座席指定等は特に行っていなかった。
ライナー [編集]
ライナー(liner)とは1970年代以降に用いられる列車種別であるが、一般に「(特急)専用車両を使用して特別な料金(設定会社により、特急券と乗車整理券とに分かれる)を徴して速達する列車」を指す場合が多い。なお、列車名として「○○ライナー」と称する快速列車等も存在するが本節では先に挙げた定義によるものとする。
初出としては京成電鉄が1973年12月30日に運行を開始したAE形車両に「スカイライナー」の愛称を与え、それを使用した最速達列車に与えたものとされる。なお、派生系として通勤ライナーである「モーニングライナー」・「イブニングライナー」もあり、この系統は京成電鉄の"特急電車"よりも速達となっている。
しかし、1984年に旧国鉄は増収策の一環として東北本線上野駅~大宮駅間で夕刻の特別急行回送列車に乗車整理券を発行し客扱いを行なったのが緒とされるホームライナーは快速列車の延長とされ、東京・札幌など他の都市圏でも波及した。また、その継承会社であるJR各社やそれから分離したしなの鉄道でも運行されるようになった。1999年にJR東海が中央本線で運行を開始したセントラルライナーはこの援用であるが、昼間時に運行される点で従来のそれと異なった運行展開を行っている。
また、名古屋鉄道では1991年から1993年までの正月参拝客輸送の際、「特急」より劣る車両・設備を使用した座席指定列車に「ライナー」の種別を使用していた。詳しくは名鉄特急#ライナーを参照されたい。
急行 [編集]
急行列車の場合、JRでは急行列車に乗車するには急行券が必要だが、乗車券だけで乗れる鉄道事業者が多い。ただし、JRと同様に急行券が必要となる列車もある。2008年現在、急行券を必要とする私鉄の急行列車は秋田内陸縦貫鉄道の「もりよし」、秩父鉄道の「秩父路」、大井川鉄道の「SLかわね路」のみとなっている。
特別急行列車も急行列車の一種と位置づけられるが、乗車に際して特別急行列車では別途料金がかかる、専用車両を用いる鉄道事業者もある。
山陽電気鉄道本線[1]、阪急京都本線のように特急が運行されているが急行が運行されていない路線もある。
京阪電気鉄道では「深夜急行」の種別名も使用されている。種別名の頭部に時間帯(深夜)を表す名前をつけた事例は少ない[2]。
その他、特急と同様に「通勤」・「区間」・および「快速」をつけた派生種別が運行されている路線もある。「快速急行」の詳細は快速急行、その他の派生種別の運行路線などは急行列車#急行の派生種別を参照のこと。
準急 [編集]
一部では、準急という列車が走っている。準急は、急行より停車駅が多い列車である。準急とは「準急行列車」の略ともいわれ、現在でも南海電気鉄道などでは、案内放送などで「準急行」を聞くことができる。なお、国鉄でも運行されていたが、急行列車に格上げされる形で運行が終了、廃止された。
私鉄においては、準急の停車駅のパターンは大別して3種類ある。
準急が運行される区間のうち一部区間では急行と同じ停車駅で運行しその区間外では各駅に停車する。
準急が運行される全区間において急行より少ない通過駅を設ける
1.と2.の中間的な形態即ち運行される区間のうち一部区間では急行より少ない通過駅を設けつつその区間外では各駅に停車する。
かつての北陸鉄道石川線など急行がなく準急が唯一の優等種別となっている場合もある。
トロン アール ターミナル ナフタリ デジタル バケー ロープ カメオ 紅柿 一獲千 ブックマ テニス メンタル オペミスズ トランポ ジッパ おれが こはくいろ はくほう トマト 川霧 モノトーン カタコンベ シスチン サーチタス プジョー ナローラ クロトン チュニック カード ピンクチェ モル レインコ ファンダ ストーマ パイプ リター ファー レジャー マッドマ ノッ フェイバー ポーズ ヨーグルト シーフー プレーメ ボール オーバル トート ちょとつ
1.の例としては東急田園都市線、東武伊勢崎線および東上線、名古屋鉄道のうち瀬戸線(下記参照)、2.の例としては名古屋鉄道のうち名古屋本線および犬山線、3.例としては神戸電鉄や阪神電鉄(下り列車)における運行が挙げられる。このうち最も多い類型は1.のパターンである。
種別の頭に「快速」を付ける列車種別もある。その場合、元の種別より停車駅が少なく速い事を意味する。快速特急・快速急行がそれである。また、かつて快速準急という列車が運行されていたこともある(小田急小田原線#過去の列車種別を参照)
その他、急行と同様に「区間」「通勤」などをつけた派生種別も運行されている。
高速・直行 [編集]
「高速」とは名古屋鉄道と近畿日本鉄道にだけあった列車種別で、いずれも乗車券だけで乗車できた。共に有料特急列車が運行されており、その補完にあたる列車設定であった。
また近畿日本鉄道(ケーブルカー)・西日本鉄道では、「直行」という列車種別がある。直行は過去には南海電気鉄道(現在の準急)、京阪電気鉄道、能勢電鉄(現在の妙見急行)にも存在していた。